入門者向けタイラバ用ベイトリール徹底比較!【紅牙X IC 炎月BB】
当記事をご覧いただきありがとうございます。
管理人のタンジェリンです。
当記事では、タイラバ用ベイトリールのシマノ「炎月BB」と「ダイワ紅牙IC」について徹底解説いたします。
これからタイラバをされる方で、ご購入する際のご参考にいただけると幸いです。
「シマノ炎月BB」、「ダイワ紅牙IC」とは?
炎月BBと紅牙ICは、両メーカーから発売されている「入門者向けのタイラバ専用ベイトリール」です。
炎月BBと紅牙ICは、ともに価格が「10000円」前後で、「これからタイラバを始める人」にとって、お求めやすいです。両機種とも「基本性能が充実」していて、初心者の方には非常に扱いやすいです。
「シマノ炎月BB」、「ダイワ紅牙IC」スペック表
22 炎月BB
品名 | ギヤ比 | 最大ドラグ | 自重 | 糸巻き量(PE) | 最大巻き上げ長 | ハンドル長 (mm) | BB/RB |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100PG | 5.5 | 6kg | 200g | 0.8-250, 1-200, 1.5-130 | 55cm | 102 | 4/1 |
101PG | 5.5 | 6kg | 200g | 0.8-250, 1-200, 1.5-130 | 55cm | 102 | 4/1 |
100HG | 7.2 | 5kg | 200g | 0.8-250, 1-200, 1.5-130 | 72cm | 102 | 4/1 |
101HG | 7.2 | 5kg | 200g | 0.8-250 1-200, 1.5-130 | 72cm | 102 | 4/1 |
炎月BBは2022年7月にリニューアルされたばかりです。
前機種からの変更点は、「レベルワインド連動」でラインにストレスがかかりにくくなった点と
炎月BBは「HGANEボディ」を採用した点です。
剛性面も十分なので、不意な大物と対峙する際にもリール本体が歪むことはほとんどありません。
21 紅牙X IC
品名 | ギヤ比 | 最大ドラグ | 自重 | 糸巻き量(PE) | 最大巻き上げ長 | ハンドル長 | BB/RB |
---|---|---|---|---|---|---|---|
紅牙X IC | 4.9 | 5kg | 240g | 0.8-300 1-200 | 54cm | 100mm | 5/1 |
¥10000程度で、「カウンター付き」なら、「紅牙X IC」一択。
「スーパーメタルフレーム」採用で、剛性も十分です。
レベルワインダーにラインを通した後、ラインを止めておく「ラインストッパー」がリール背面に付属しています。
地味に便利です。
船上でレベルワインドにラインを通すのは、案外難しかったりします。
カウンターは必要?それとも不要?
私は、カウンター不要派です。
理由は2つです。
- 真鯛が底付近にいる場合が多く、正確にタナを取る必要がない。
- カウンター付リールは、重い。
普段、私は「明石海峡付近」で釣りをしていますが、カウンターなしのリールでもとりわけ困った場面はありません。
正確なタナを取らなくとも、おおよそのタナを取ることは可能です。
カラーマーカー付きのPEラインを使用する。
カウンターの付いていないリールを使用する場合には、
10m毎に色が変わる「カラーマーカー付きライン」を巻くことをお勧めします。
これを使用すれば、カウンターなしでも、おおよその棚が把握できるので便利ですね。
一方で、真鯛が中層でバイトしてくるような場合、正確に真鯛のいるタナを捉える必要があります。その場合、「カウンター付き」のリールが便利です。
例えば、潮流が緩い場所では、真鯛も中層に浮いてきやすい傾向があるので、
「カウンター付リール」は有効です。
また、海底が砂地の場合、タイラバの着底の衝撃を吸収しやすく、水深を把握するためにも、「カウンター付リール」が必要ですね。
しかしながら、明石海峡といった「激流エリア」では、タイラバが流されやすい為、目安の水深に対して、スプールからどれだけ糸が放出されたか把握するのに、「カウンター」が便利な場合があります。
まとめ
どちらのリールを選ぶかは、釣り場の環境(潮流、地形)で変わってきます。
コンパクトかつ、繊細に釣りをするなら、「シマノ炎月BB」、
どの海域にも対応でき、万能に釣りをするなら、「ダイワ紅牙IC」といった感じで選んでみてはいかがでしょうか。
当記事を最後までご覧いただき、ありがとうございます。
以上、タンジェリンでした。