ご覧いただきありがとうございます。
ブログ管理人のタンジェリンです。
当記事は以下の人にお勧めできる内容となっています。
- 釣行回数も少なく、ハイエンドリールは必要ない。
- 予備のタックルを揃えたい。
- 必要最低限のスペックを備えたリールが欲しい。
当記事が、「ダイワ23BG」と「シマノ スフェロス」のどちらを買うべきか
お悩みの方の手助けとなれば幸いです。
両機は、各メーカーの低価格帯リールで、
これから本格的に釣りをしたい初心者~上級者まで、おすすめしたいリールとなっています。
それでは、早速本題に参りましょう。
スフェロスSWとは?
スフェロスSWのスペックについて、ネット上の周辺情報を集めて、まとめてみました。
以下、ご覧ください。
スフェロスSW (この価格でインフィニティドライブ搭載!?)
スフェロスSW
IPX-8相当の防水性能を誇るXシールドをはじめ、Xプロテクト、X-SHIP、HAGANEボディなど価格帯の常識を打ち破るテクノロジーを惜しげもなく搭載し、過酷なソルトシーンに対応するスフェロスSW。2021年モデルはさらにインフィニティドライブ、HAGANEギア、カーボンクロスワッシャを追加で装備し、耐久性とともにパフォーマンスがいっそう向上。
引用元:シマノ 公式ホームページ
またHAGANEギア、マシンカットアルミハンドルの採用で、自重は前モデルより50~85g軽量化。近海における重要度が高い5000HG、6000HG、6000PG、8000HG、8000PGの5アイテムを網羅し、ジギングからキャスティングまで、ショア・オフショア問わず幅広いゲームに適応する。
スフェロスSWの定価価格と実売価格
シマノ スフェロス SWは、定価価格¥17,200〜¥19,800、
実売価格¥11,437〜¥13,747 (amazon 2023年11月現在)となっています。
※価格幅下限値の番手は、3000XG、上限値の番手は、8000HGです。
インフィニティドライブ搭載!?
スフェロスSWは、オフショア・ショアの
ジギング用リールとしては、「低価格モデル」としてはめずらしく、
「インフィニティドライブ」搭載機です。
滑らかな巻き心地で、長時間の釣行でも、巻き疲れしにくく、豪快でパワフルな操作を感じられます。
強靭な「HAGANE」を採用!
スフェロスSWのボディ・ギヤ素材は、シマノ独自素材が使用されています。
「HAGANEボディ」「HAGANEギヤ」と呼ばれるもので、
10㎏超の青物など、想定外の大物とのやりとりでも、耐えることが出来る素材です。
素材強度・耐性が高く、
「リールの長寿命化」、「使用感」の大きく寄与する素材です。
シマノ独自の徹底した防水機構!
スフェロスSWには、IPX-8相当の防水機構が搭載されています。それが、
「Xシールド」、「Xプロテクト」です。
IPX-8相当の説明は、以下の通りです。
IPX8とは、電子機器の防水性能に関する等級で、ある程度継続して水没していても内部に浸水せず、使用することができることを表す等級です。
引用:Weblio
電子機器内部も水で侵さない程の防水力が、シマノ製リールは搭載しています。
ドラグ性能・耐久性UP!カーボンクロスワッシャー
「カーボンワッシャー」をドラグノブに使用することで、
ドラグ滑り出しによる摩耗に対応しています。
ドラグのスムーズな滑り出しと耐久性を両立しています。
スフェロスSW 番手一覧 (2021年発売)
品名 | 巻取り長さ (cm/1回転) | ギヤ 比 | 自重 (g) | 最大ドラグ力 (kg) | 標準糸巻量 PE(号-m) | ハンドル長さ (mm) | ベアリング ボール/ローラー | 定価¥ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3000XG | 91 | 6.2 | 225 | 9 | 1.5-270 | 55 | 3/1 | 17,200 |
4000HG | 93 | 5.8 | 280 | 11 | 1.5-320 | 55 | 3/1 | 17,200 |
4000XG | 99 | 6.2 | 280 | 11 | 1.5-320 | 55 | 3/1 | 17,200 |
5000HG | 97 | 5.7 | 445 | 10 | 3.0-240 | 65 | 4/1 | 18,500 |
6000PG | 83 | 4.6 | 450 | 10 | 3.0-300 | 65 | 4/1 | 18,500 |
6000HG | 103 | 5.7 | 450 | 10 | 3.0-300 | 65 | 4/1 | 18,500 |
8000PG | 94 | 4.9 | 670 | 13 | 4.0-300 | 75 | 4/1 | 19,800 |
8000HG | 107 | 5.6 | 665 | 13 | 4.0-300 | 75 | 4/1 | 19,800 |
より、正確な棲み分けは、
「19スフェロスSW」が2019年発売で、3000番〜4000番のライトショアジギング向けの機種。
「21スフェロスSW」が2021年発売で、5000番〜8000番の近海ジギング・キャスティング向けの機種。
※5000番以上には、防水性に優れた「Xシールド」搭載ですが、
3000番から4000番の3機種(3000XG、4000HG、4000XG)には未搭載。
23BG SW について
同様に、23BG SWについてもまとめてみました。
以下、ご覧ください。
大口径タフデジギヤが不意な大物とのファイトを可能に!?
23BG SW
フルメタル(AL製)ボディにねじ込みハンドル式の大口径タフデジギアを搭載しパワフルな巻き上げを実現。LC-ABS搭載で「トラブルレス」&「飛距離UP」。濡れても滑りにくく力が込めやすいEVAラウンドノブを標準装備。4000サイズ~18000サイズという充実のラインナップで人気のライトショアジギング~オフショアの大物狙いまで幅広いソルトルアーゲームに対応。
引用元:ダイワ 公式ホームページ
23BG SWの定価価格と実売価格
23BG SWは、定価価格¥19,400〜¥28,500、
実売価格¥14,100〜¥19,435 (amazon 2023年11月現在)となっています。
※価格幅下限値の番手は、4000D-CXH、上限値の番手、は18000です。
ライトからヘビーなジギングまで幅広いジギングに対応。
ボディ素材 樹脂⇒アルミへ進化!
タフATDドラグ搭載!
タフデジギヤでよりパワフルに!
見た目はシックなデザイン!大型ラウンドノブ標準搭載!
トラブルレスなスプール形状
23BG SW 番手一覧 (2023年発売)
品名 | 巻取り長さ (cm/1回転) | ギヤ 比 | 自重 (g) | 最大ドラグ力 (kg) | 標準糸巻量 PE(号-m) | ハンドル長さ (mm) | ベアリング ボール/ローラー | 定価¥ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4000D-CXH | 99 | 6.2 | 285 | 12 | 1.5-430 2.0-300 | 60 | 5/1 | 19,400 |
5000D-CXH | 105 | 6.2 | 290 | 12 | 2.0-350 2.5-300 | 60 | 5/1 | 19,400 |
6000D-P | 86 | 4.9 | 385 | 12 | 3.0-300 4.0-220 | 65 | 5/1 | 20,700 |
6000D-H | 101 | 5.7 | 385 | 12 | 3.0-300 4.0-220 | 65 | 5/1 | 20,700 |
8000-P | 94 | 4.9 | 605 | 15 | 3.0-400 4.0-300 | 75 | 5/1 | 23,300 |
8000-H | 110 | 5.7 | 605 | 15 | 3.0-400 4.0-300 | 75 | 5/1 | 23,300 |
10000-H | 121 | 5.7 | 620 | 15 | 4.0-400 5.0-300 | 75 | 5/1 | 23,300 |
14000-H | 122 | 5.7 | 620 | 15 | 5.0-400 6.0-300 | 75 | 5/1 | 24,600 |
18000 | 125 | 5.3 | 820 | 20 | 6.0-400 8.0-300 | 85 | 5/1 | 28,500 |
23BG SW と スフェロスSWを比較する。
ネット上の使用感レビューや、契約プロたちのコメントをもとに、
23BG SWとスフェロスSWのスペックや使用感を表にまとめました。
以下、ご覧ください。
23BG SW | スフェロスSW | |
---|---|---|
重量 | 285~820g | 255~665g |
巻き感 | 大口径タフデジギヤ 搭載1による力強い巻き心地。 | インフィニティドライブ搭載2 によるスムーズな巻き心地。 |
ボディ | アルミ | ハガネボディ |
ローター | DS43 | |
スプール | アルミ | AR-Cスプール4 |
ドラグ力 | 強い | 左記に劣る |
デザイン | 黒金色で統一 | やや色の統一感が劣る |
防水性 | マグシールド非搭載 | IPX8相当 |
スフェロスSWのメリット・デメリット
スフェロスSWのメリット
- 入門者にぴったりの機種!
- サブリールとして用意するのも良い!
- 前作(14スフェロスSW)から大幅改良!「軽量化」、「巻感」、「剛性」、「ドラグ性能」など。
- インフィニティドライブ搭載で巻感がいい!
- カーボンクロスワッシャーでドラグ性能・耐久性がUP!
- HAGANEボディ、HAGANEギヤ搭載で、耐久性と剛性がUP!大型青物とのやりとりも問題なし!
- 「Xプロテクト」「Xシールド」搭載で、IPX-8相当の防水性を誇る!
- 海水が頻繁にかかかる、オフショアからの釣りに最適。
- 8000番クラスかつ高性能なスピニングリールが実売価格1万円代で購入できるのは嬉しい。
スフェロスSWのデメリット
- ラインローラーにボールベアリングなし。
- ワンピースベールではない。
- 金属ローターではない為、歪みやすい。
23BG SWのメリット・デメリット
23 BG SW のメリット
- ショアからでも、オフショアからでも、使用可能!
- パワーがあるので、GT、ヒラマサ、マグロなど、10kgオーバーの大物にも対応!
- ジギング、キャスティングゲームに対応!
- リールの耐久性は、米国、豪州など、海外でもお墨付き!
- 番手のラインナップが上位機種(セルテートSW、カルディアSW)並みに充実。
- 実売価格が1万円代と、コスパが高く、初心者の方にもおすすめ!
- マグシールド未搭載のため、分解してメンテナンスしやすい。
- スプールはアルミ製で、軽く、剛性が高い。
- 「アルマイト加工」により、リール表面が傷つきにくい!
- LC-ABS(※ソルティガにも採用)搭載により、糸フケ、結びコブ、などのトラブルが少ない。
- 大口径タフデジギヤ搭載のため、巻き心地が滑らか。
- ボディ素材が樹脂からアルミへ代替!
- 「ワンピースのねじ込みハンドル」が過酷なパワーゲームに対応!
- 上位機種のEVA大型ラウンドノブが標準搭載!
- カーボンワッシャー使用のタフATDドラグ搭載!
- マニュアルリターンは8000~18000のみ。4000~6000はオートリターン。
23BG SW のデメリット
- 8000番以上の大型番手にパワーギヤ(P)のものがない。
- ワンピースベール5ではない。
- ラインローラーにボールベアリングが入ってない。
- 金属ローターではない為、歪みやすい。
- やはり、ハイエンドモデルと比べると性能は劣る。
- 長く使いたい方にはおすすめできません。
結局、23BG SW とスフェロスSWどっちが買い?
いかがだったでしょうか。
23BGSWとスフェロスSWのメリット・デメリットをご紹介させて頂きましたが、
どちらのリールを選ぶにしても、絶対にいえることは、
両機種ともに、「基本性能が充実したコスパ最強の機種!」ということです。
ご自身の「こだわり」や「リールにかけられる予算」などから、
選んでみるのはいかかでしょうか?
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。
以上、タンジェリンでした。