セットアッパーとは?
セットアッパーはDAIWAから発売されているミノーです。
価格は、¥2000前後で、全国の釣具店にあります。品薄で買えないということは現状ほとんどありません。
セットアッパーは、プロアングラーの小沼正弥さん(通称:オヌマンさん)がプロデュースしたことでも有名なルアーです。
セットアッパーの良いところ。
①アクションが秀逸
早巻き、遅巻きのどちらでも、ボディバランスがブレることなく安定したアクションが可能です。
早巻き、遅巻きでも魚に猛烈にアピールできます。
また、「キビキビ」とした切れのあるアクションで魚を魅了します。
そして何よりタダ巻きでも釣れるアクションが、初心者の方にはありがたいです。
水深1〜2m程を、キープして泳いでくれます。
②狙える魚種が豊富
青物、ヒラメ、サワラ、シーバスなど、魚種問わずなんでも狙えます。
タックルボックスに一つは忍ばせておきたいですね。
⑥飛距離が抜群
ロングビルミノーにありがちな「飛距離が出ない!」といった問題もセットアッパーには関係ありません。
セットアッパーで飛距離を出す2つのコツ。
「ラインにテンションを掛けたまま、鋭くキャストする」のがコツです。
「ルアーの軌道は、「水面と平行」になるようにキャストする。
※イメージは、「イチロー選手のレーザービーム」みたいな感じ。
以下に、キャストの方法の詳細を以下にご紹介させていただきます。
(Step1)ロッド先端からのラインの垂らしは、60 ~ 70cm程度にする。
(Step2)ロッドを振りかぶった状態で、振り子の要領で、ルアーを前後に揺らす。
(Step3)揺らしたルアーが体から最も遠い位置に来た時、前方へ思いっきりキャストする。
セットアッパーをキャストする際に注意すること。
- キャスト後のロッド角度は「水面に対して40度程度」がベスト!
- 遠くに飛ばそうとして、ルアーの軌道が山形にならないように注意する!
セットアッパーをキャストした後に注意すること
着水直後、ルアーを軽く引っ張ってからフォールさせましょう。
理由は、着水直後は、ルアー内部のウエイトが、ボディ後方に移動している為です。
この状態では、ボディ後方から沈降してしまいます。
ウエイトをボディー前方に戻してから、正しい潜行姿勢に戻しましょう。
セットアッパーの内部構造は「オシレート構造」です。オシレート構造とは、以下のような構造です。
セットアッパーSとセットアッパーSDRの違いは?
セットアッパーSはシンキング、セットアッパーS-DRはシンキングディープランナーの略です。
どちらもシンキング(沈む)タイプに変わりありませんが、S-DRの方が、Sよりも深く潜ります。
セットアッパーのS-DRは、「水深2m前後の層をキープしながら」ルアーを引いてくることができます。
一方で、セットアッパーのSは、「水深1m前後の層をキープしながら」ルアーを引いてくることができます。
釣行当日の魚の活性に合わせて、使い分けるのがお勧めです。
実績の高いお勧めカラー!
基本的にどのカラーも普通に釣れます。カラーラインナップは以下の通りです。
朝、夕まずめどきに、セットアッパーをよく使用しますが、
特に「ピンク系の当たりが多い」のが私の感覚です。
もちろんセットアッパーは、まずめ時だけ出なく、日中も使ったりします。
日中はラメ入りのものや水中でナチュラルに見えるクリアーカラーやピカピカのメッキ系がおすすめです。
1つだけ購入するとしたら、「派手で目立つカラー」が無難です。
青物狙いには「フック交換」をしましょう。
セットアッパーは本来シーバス用のミノーですが、先にも紹介しましたとおり、秀逸なアクションから青物狙いに適しています。
しかしながら、付属のフックが細軸のため、青物狙いの際には、太軸のフックに交換しておくことをお勧めいたします。
ちなみに私は、がまかつのトレブルSPMHの#5を使用しています。
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まとめ
セットアッパーはアクションの秀逸さから、様々な魚種に効果的なアピールをしてくれます。
キャスティングなど、少しコツが必要な部分はあるものの、
慣れれば簡単に遠投できますし、何よりも好釣果が期待できます。
カラーのラインナップも豊富ですので、自分のお気に入りの「セットアッパー」をタックルボックに忍ばせて、まずめ時など、ここぞ!というタイミングで使用してみてはいかがでしょうか。
当記事を最後までご覧いただき、ありがとうございます。
以上、タンジェリンでした。
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