シマノのオシアコンクエスト300HGは、高い剛性と耐久性を誇るオフショア用ベイトリールです。近海ジギングから中深海ジギング、そしてキャスティングゲームまで幅広く対応できる汎用性の高さが魅力です。
しかし、その性能を最大限に引き出すためには、リールに合ったロッドを選ぶことが重要となります。そこで今回は、オシアコンクエスト300HGに最適なロッドをランキング形式で5つご紹介いたします。それぞれのロッドのメリット・デメリットを比較検討し、あなたにぴったりの一本を見つけてください。
オシアコンクエスト300HGのスペック
まず、ロッドを選ぶ前に、オシアコンクエスト300HGのスペックをおさらいしておきましょう。
- ギア比：6.2
- 最大ドラグ力：7.0kg
- 自重：300g
- PE糸巻量(号-m)：2-400、3-240、4-170
- 最大巻上長：99cm(ハンドル1回転あたり)
- ボディ素材: Hagane Body – 高い剛性と衝撃抵抗により、リールのたわみを抑制し、安定した巻き上げをサポートします。
- Sコンパクトボディ: – コンパクトな設計で、パーミングしやすく、長時間の釣行でも疲れにくいのが特徴です。
これらのスペックから、オシアコンクエスト300HGは、近海ジギングから中深海ジギング、そしてキャスティングゲームまで幅広く対応できるリールであることがわかります。
オシアコンクエスト300HGの対応釣法
オシアコンクエスト300HGは、その高い汎用性から、様々な釣法に対応可能です。
- ジギング: 近海から中深海まで、幅広い水深に対応できます。
- スロージギング: 近年人気のスロージギングにも対応可能です。
- キャスティング: 青物などをターゲットとしたキャスティングゲームにも使用できます。
オシアコンクエスト300HGに合うロッドの選び方
オシアコンクエスト300HGに合うロッドを選ぶには、以下の点を考慮する必要があります。
- ロッドの長さ: ターゲットや釣り方によって適切な長さが異なります。 近海ジギングであれば6フィート前後、中深海ジギングであれば6.3フィート以上がおすすめです。キャスティングゲームでは7フィート以上のロッドが扱いやすいでしょう。
- ロッドの硬さ: ジグの重さやターゲットの大きさに合わせて選びます。 近海ジギングではMH（ミディアムヘビー）程度、中深海ジギングではH（ヘビー）以上がおすすめです。
- ロッドのアクション: ロッドの曲がり具合を表す指標です。 ジギングロッドには、大きく分けて「ファーストテーパー」「レギュラーテーパー」「スローテーパー」の3種類があります。
- ファーストテーパー: 先調子で、ジグを操作しやすく、感度が高いのが特徴です。水深が浅く、ジグの動きを細かく伝えたい時に有効です。
- レギュラーテーパー: 胴調子で、魚が掛かった際に竿全体で衝撃を吸収し、バラシにくいです。大型魚とのファイトや、深場でのジギングに向いています。
- スローテーパー: より胴寄りの調子で、大型魚とのやり取りに有利です。ロッド全体で魚の引きを受け止め、主導権を渡しにくいのが特徴です。
ロッドのパワーとアクションを選ぶ際には、狙う魚種と水深を考慮することが重要です。 例えば、大型のカンパチを狙う場合は、パワーのあるHクラスのロッドが適しています。また、水深が深い場合は、スローテーパーのアクションで、ジグの動きをしっかりと水中に伝え、魚の引きに耐えられるロッドを選ぶと良いでしょう。 反対に、浅場で小型の魚を狙う場合は、MLクラスのファーストテーパーのロッドで、繊細な操作と感度を重視するのがおすすめです。
オシアコンクエスト300HGに合うロッドランキングTOP5
それでは、上記のポイントを踏まえ、オシアコンクエスト300HGに最適なロッドをランキング形式でご紹介していきます。
| 順位 | ロッド名 | メリット | デメリット | 価格帯 | 適合釣り方 | 参考資料 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | グラップラー タイプJ B60-3 | スパイラルXとハイパワーXで強化されたブランクスにより、高い強度と軽快な操作性を両立。 | 若干重いため、長時間使用すると疲れる場合がある。 | 3万円台 | 近海ジギング | |
| 2 | ソルティガ BJ AGS 64B-3 | 軽量かつ高感度なAGS（エアガイドシステム）を搭載し、ジグの操作性と感度が抜群。X45構造により、ねじれに対する強度も高い。 | 価格が高い。 | 6万円台 | 近海～中深海ジギング | 1 |
| 3 | オシアジガー インフィニティ B63-5 | スローテーパーのフルソリッドブランクスを採用し、大型魚とのやり取りも安心。繊細なアタリも感知できる高感度設計。 | 価格が高い。 | 7万円台 | 中深海ジギング | 2 |
| 4 | 炎月 エクスチューン B610MH-S/RIGHT | シマノ独自の設計・製造方法で高強度化を実現。ブランクス表面の特殊塗装により、ラインのベタツキを防止。 | 中深海ジギングには不向き | 4万円台 | 近海ジギング、タイラバ | 3 |
| 5 | 紅牙 MX AP N69MHB-METAL | 高感度なメタルトップを搭載し、わずかなアタリも捉える。 | ジギング以外の用途には不向き | 2万円台 | タイラバ、SLJ | 4 |
1位：グラップラー タイプJ B60-3
シマノのグラップラー タイプJ B60-3は、近海ジギングで真価を発揮するロッドです。スパイラルXとハイパワーXで強化されたブランクスは、不意の大物にも負けないバットパワーと、軽快なジグアクションを両立しています。
2位：ソルティガ BJ AGS 64B-3 1
ダイワのソルティガ BJ AGS 64B-3は、AGS（エアガイドシステム）を搭載することで、軽量化と高感度を実現したロッドです。ジグの操作性と感度が飛躍的に向上し、近海から中深海ジギングまで、幅広い状況に対応できます。X45構造により、ロッドのねじれを抑制し、パワーロスを防ぎます。 1
3位：オシアジガー インフィニティ B63-5 2
シマノのオシアジガー インフィニティ B63-5は、中深海ジギングに特化したロッドです。スローテーパーのフルソリッドブランクスを採用することで、大型魚とのファイトでも粘り強く対応できます。また、繊細なアタリも感知できる高感度設計により、深場でのジギングを有利に進めることができます。 2
4位：炎月 エクスチューン B610MH-S/RIGHT 3
シマノの炎月 エクスチューン B610MH-S/RIGHTは、タイラバや近海ジギングに適したロッドです。シマノ独自の設計・製造方法により、高強度なブランクスを実現しています。また、ブランクス表面の特殊塗装により、ラインのベタつきを抑え、快適な釣りが楽しめます。 3
5位：紅牙 MX AP N69MHB-METAL 4
ダイワの紅牙 MX AP N69MHB-METALは、タイラバやスーパーライトジギングに最適なロッドです。高感度なメタルトップを搭載することで、わずかなアタリも逃さず捉えることができます。 4
まとめ
今回は、オシアコンクエスト300HGに合うロッドをランキング形式でご紹介しました。
今回のランキングでは、近海ジギングから中深海ジギングまで、幅広い釣りに対応できる グラップラー タイプJ B60-3 を1位に選出しました。高い強度と操作性を兼ね備えながら、比較的リーズナブルな価格帯も魅力です。
もちろん、ロッド選びはターゲットや釣り方、そして自分の好みによって大きく変わります。今回のランキングやメリット・デメリットを参考に、ぜひあなたにぴったりの一本を見つけて、快適なフィッシングライフを楽しんでください。
引用文献
1. ソルティガ BJ AGS 64B-3 – 沖三昧, 1月 29, 2025にアクセス、 https://www.okizanmai.com/product/C1000073-P6966.html
2. シマノ(SHIMANO) 19 オシアジガー インフィニティ B63-5 395207 …, 1月 29, 2025にアクセス、 https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2980704
3. Amazon.co.jp: シマノ(SHIMANO) 19 タイラバ 炎月 エクスチューン …, 1月 29, 2025にアクセス、 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%8E-SHIMANO-19-%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%90-%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%B3/dp/B08GGB4TCX
4. ダイワ(Daiwa) 紅牙 MX69MHB-METAL(メタル) 01474522 …, 1月 29, 2025にアクセス、 https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2501748
