皆様、こんにちは!釣り大好きアングラーのタンジェリンです!
GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?私はというと、5月8日に山口県は下関市豊浦町の川棚温泉にほど近い涌田漁港から出船している遊漁船「遊漁船spring」さんにお世話になり、タイラバとSLJ(スーパーライトジギング)を楽しんできました!

当日は朝6:00に出船!穏やかな海を快調に進み、ポイントへと向かいます。ワクワクしながら準備を済ませ、まずはタイラバからスタートフィッシング!

水深80mの岩礁帯付近で、ついにドラマが!タイラバが着底後、数メートル巻き上げたところで、手元に「ズシンっ」という強烈なアタリが!と同時に、リールのドラグがけたたましく鳴り始めました!
「キタッ!」
思わず声が出ます。竿先は大きく曲がり、ラインはどんどん引き出されていきます。巻いても巻いても、魚はヒットした80m付近に戻ろうと抵抗を続けます。まるで重量のある塊が海底に張り付いているような感覚。心臓がドキドキしながら、慎重にリールを巻いていきます。
10分にも及ぶ格闘の末、魚は徐々に浮き始め、水深40m付近まで上がってきました。しかし、ここで真鯛が最後の抵抗を見せます!日の光を嫌ったのか、再び激しく暴れ出したのです。
「頼む!バレないでくれ!」
祈るような気持ちで、魚との距離を少しずつ縮めていきます。そしてついに…船から少し離れた場所で、「プカ~」っと美しい魚影が!紛れもなく、本命の真鯛です!
最後の抵抗もかわし、船長が差し出してくれたタモに見事収まりました!上がってきたのは、なんと55cmの立派な真鯛!しかも、お腹はパンパン。乗っ込みシーズン特有の、卵を抱えた個体でした。その美しい魚体に、興奮冷めやらぬ私!
その後も、レンコ鯛やイトヨリダイ、40cmオーバーのアオハタなどが顔を見せてくれましたが、やはり今日の主役は、あの55cmの真鯛!

本日の最大魚となった真鯛がヒットしたのは、水深80mの岩礁帯付近。タイラバ着底後、数メートル巻き上げた地点でした。あの時の「ズシンっ」という重みと、けたたましいドラグ音は、今でも鮮明に思い出せます。

その後、80cmオーバーの真鯛を夢見て、実績のあるポイントをいくつか回りましたが、残念ながら今回はお預け。しかし、あの感動的な真鯛との出会いがあったので、大満足の釣行となりました。

今回使用したタックルはこちら。
- ロッド:シマノ ソルティーアドバンス 692ML (タイラバ専用機)
- リール:グラップラーCT 151XG (ダブルハンドルに変更)
- PEライン:シマノ ピットブル 4本撚り 0.6号
- リーダー:サンヨーナイロン nanodaX 9.0LB
- タイラバヘッド:海遊 TG 60g (カラー:無垢)
- ネクタイ:ハヤブサ ダブルカリー オレンジゴールド系
この海域では、もう少しヘビーなタックルの方が安心かもしれませんが、長時間の釣行を考えると、このライトなセッティングは体への負担が少なく、私には合っていると感じました。
「遊漁船spring」の船長、一日ありがとうございました!また近いうちに、今度はビッグワン目指してリベンジしたいと思います!
今回の釣行で、改めてタイラバの面白さと、乗っ込み真鯛のパワーを実感しました。皆様も機会があれば、ぜひタイラバに挑戦してみてください!きっと忘れられない一匹に出会えるはずです!
それでは、次回の釣行記もお楽しみに!