当記事をご覧いただきありがとうございます。管理人のタンジェリンです。
今回は、「22ステラと22イグジストどちらが買いか?」をご紹介いたします。
釣りにおいてリールは非常に重要な道具のひとつであり、様々な種類や性能があります。
そこで、今回は大手メーカー、「SHIMANO」、「DAIWA」のフラッグシップモデルを取り上げ、
それぞれの特徴や使い勝手を詳しく比較していきます。
初心者の方から上級者の方まで、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
早速本題に参りましょう。
22ステラと22イグジストの比較
22ステラ | 22イグジスト | |
---|---|---|
デザイン | 好みが分かれる。 | 落ち着いた印象。 |
遠投性 | 超密巻き効果!? | 悪くはない。 |
剛性 | 僅かに優れる | 僅かに劣る |
巻き心地 | 良い | 僅かに劣る |
巻きの軽さ | 僅かに劣る。 | 良い |
感度 | 僅かに劣る。 | 良い |
価格 | 91,400〜98,300円 | 10,2000〜11,0000円 |
アフターサービス | 普通 | アプリで管理!? |
購入 | 購入 |
22ステラ どんな釣りに向いているか?
比較的タフな釣りには「ステラ」が最適です。
「飛距離」、「巻き感」、「パワー」、「耐久性」の面でイグジストよりも優れている印象です。
用途としては、バス、トラウトをはじめ、少し大きめの回遊魚(ハマチ程度)釣りがメイン。
大型のバス、トラウト、または小型青物くらいであれば多少強引にファイトしても問題なさそうな剛性レベルです。
また、飛距離を必要とする釣りには、22ステラに軍配が上がります。
遠くのストラクチャーの狙い撃ちや、ライトショアジギングにおいては、ナブラ撃ちができそうですね。
リールの重量感も、重すぎず、軽すぎずな感じで、不意な大物との対峙も安心です。
22イグジスト どんな釣りに向いているか?
比較的ライトな釣りには「イグジスト」が最適です。
「軽量」、「操作性」、「感度」、「巻きのスムーズさ」、「ロッドとの相性」の面でステラの上をいく感じ。
用途としては、アジング〜ライトジギングまで。
対象魚としては、バス、トラウトといった小型のルアーやワームを使用する釣りが得意な印象。
イカ、サーモン、シーバス、フラットフィッシュといった魚種にも対応しており、
番手によっては50g前後のメタルジグを使ったライトショアジギングも楽しめそうです。
また、繊細なアタリをとる釣りにも向いていて、
例えば、水深が20m前後の浅場でのキャスティングタイラバ等でも活躍しそうですね。
22ステラの特徴と性能
3つのインフィニティ(無限)とは?
- インフィニティードライブ
- インフィニティループ
- インフィニティクロス
インフィニティドライブ
インフィニティドライブの搭載により、「パワフルな巻き上げ」が可能になりました。
「メインシャフトをブッシュで支持し、ピニオンギアに直接触れない構造」となっています。
パワフルさもさることながら、「ノイズレス」であることにさらに磨きがかかっています。
店頭で一度、22ステラ特有の巻きごこちをを体感してみてはいかがでしょうか。
インフィニティループ
インフィニティループの搭載により、「キャスト性」が大きく改善されています。
リールの構造が、「ハンドル回転数対比で、スプールの上下動が低速化する機構」になっています。
そのため、ラインをスプールに対して「超密巻き」が可能になりました。
「超密巻き」のメリットは以下の通り、
- ラインの放出抵抗が大幅に減少する為、ルアーの飛距離がUPする。
- 極上のキャストフィールが実現。
インフィニティクロス
インフィニティクロスの搭載により、「ギヤの耐久性」が大きく向上しました。
- ギヤの耐久性は従来対比で2倍。
- ギヤの耐久性向上により心地よい使用感が長続きする。
22ステラに関するSHIMANOホームページ記載内容
22ステラ
引用元:SHIMANO ホームページ
ギア歯面の設計・製造技術の進歩により実現した、高耐久ギア設計インフィニティクロス。ラインをより密に、整然とスプールへと巻き上げ、放出時の抵抗を軽減するインフィニティループ。高負荷時でもグイグイと軽快に巻き取れる特殊構造インフィニティドライブ。スピニングリールの頂に挑み続けてきたSTELLAが、3つのインフィニティ(無限大)を纏ってさらなる高みへと到達しました。スプール周りにおけるライントラブルを抑えるアンチツイストフィン、優れた耐摩耗性により滑らかなドラグ性能が持続するデュラクロスなど、細部に至るまで機能性を追求。最高峰の矜持がアングラーの手元で眩い輝きを放ちます。
22ステラ 番手一覧
設定機種は、全部で16種類も用意されています。
品名 | (cm/1回転) | 巻取り長さ比 | ギヤ(g) | 自重(kg) | 最大ドラグ力PE(号-m) | 標準糸巻量ボール/ローラー | ベアリング
100SSPG | 55 | 4.4 | 165 | 3.0 | 0.4-100 | 12/1 |
C2000S | 69 | 5.1 | 170 | 3.0 | 0.8-110 | 12/1 |
C2000SHG | 81 | 6.0 | 170 | 3.0 | 0.8-110 | 12/1 |
C2500S | 70 | 5.1 | 175 | 3.0 | 0.8-150 | 12/1 |
C2500SXG | 87 | 6.3 | 175 | 3.0 | 0.8-150 | 12/1 |
2500S | 75 | 5.1 | 205 | 4.0 | 0.8-150 | 12/1 |
2500SHG | 86 | 5.8 | 205 | 4.0 | 0.8-150 | 12/1 |
C3000SDH | 75 | 5.1 | 220 | 9.0 | 0.8-150 | 12/1 |
C3000SDHHG | 86 | 5.8 | 220 | 9.0 | 0.8-150 | 14/1 |
C3000MHG | 86 | 5.8 | 210 | 9.0 | 1.2-150 | 14/1 |
C3000XG | 94 | 6.4 | 210 | 9.0 | 1.5-270 | 12/1 |
3000MHG | 84 | 5.7 | 235 | 9.0 | 1.2-150 | 12/1 |
4000M | 87 | 5.3 | 260 | 11.0 | 1.5-200 | 12/1 |
4000MHG | 93 | 5.7 | 260 | 11.0 | 1.5-200 | 12/1 |
4000XG | 101 | 6.2 | 260 | 11.0 | 1.5-320 | 12/1 |
C5000XG | 101 | 6.2 | 260 | 11.0 | 2.0-300 | 12/1 |
22イグジストの特徴と性能
エアドライブデザインとは?
DAIWA(ダイワ)HPを拝見すると、エアドライブデザインは以下の通り定義されています。
釣り人が求める、意のままにルアーを操作することを追求した次世代スピニングリールの設計思想。
引用元:DAIWA(ダイワ)ホームページ
エアドライブデザインは、ダイワが誇る、以下の4技術の下に成り立っています。
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
早速ですが、一つずつ見ていきましょう。
エアドライブローター
ハイレスポンスな回転を生み出すエアドライブローター。
- 18イグジストから16%もの軽量化。
- なのに、18イグジストと剛性は同等。
- 巻き出し軽く、「ピタっ」と止まる。
エアドライブベール
軽量でトラブルレスなエアドライブベール
- 剛性そのままに、18イグジスト対比で33%軽量化。
- 独自形状のラインスライダーによりトラブルレス性向上。
エアドライブスプール
徹底的な軽量化を突き詰めた薄肉設計のエアドライブスプール
- デザイン性の高さ◎
- 強度と軽量性の両立。
- 新たなドラグ発音機構搭載。
エアドライブシャフト
高負荷時でも回転ノイズの極めて少ない軽い巻き上げを可能としたエアドライブシャフト
- メインシャフトとピニオンギヤが非接触、摩擦抵抗ゼロ
- ノイズの低減
- 巻き上げがトルクフル
22イグジストに関するSHIMANOホームページ記載内容
ダイワのスピニングリールの来たるべき未来、
引用元:Daiwa ダイワ ホームページより
エアドライブデザイン。
スピニングリールのフロントユニットをダイナミックに軽量化すると、
あまりにも軽快な巻き心地と、
あらゆるフィッシング・アクションに関わるほどの高次元の操作性が生まれた。
回転の軽さがもたらすのは、自由と可能性だ。
新章は22EXISTから始まる。
22イグジスト 番手一覧
品名 | (cm/1回転) | 巻取り長さ比 | ギヤ(g) | 自重(kg) | 最大ドラグ力PE(号-m) | 標準糸巻量ボール/ローラー | ベアリング
LT 2000S-P | 64 | 4.9 | 155 | 5 | 0.4-200 | 12/1 |
LT 2000S-H | 76 | 5.8 | 155 | 5 | 0.4-200 | 12/1 |
LT 2500S | 72 | 5.1 | 160 | 5 | 0.6-200 | 12/1 |
LT 2500S-H | 82 | 5.8 | 160 | 5 | 0.6-200 | 12/1 |
LT 2500S-XH | 87 | 6.2 | 160 | 5 | 0.6-200 | 12/1 |
LT 2500S-DH | 72 | 5.1 | 170 | 10 | 0.6-200 | 14/1 |
PC LT 2500 | 73 | 5.2 | 175 | 10 | 0.8-200 | 12/1 |
PC LT 2500-H | 80 | 5.7 | 175 | 10 | 0.8-200 | 12/1 |
LT 3000S | 77 | 5.2 | 180 | 10 | 0.8-200 | 12/1 |
LT 3000-H | 85 | 6.2 | 180 | 10 | 1.0-200 | 12/1 |
PC LT 3000 | 77 | 5.2 | 190 | 10 | 1.0-200 | 12/1 |
PC LT 3000-XH | 93 | 6.2 | 190 | 10 | 1.0-200 | 12/1 |
LT4000 | 82 | 5.2 | 205 | 10 | 1.5-200 | 12/1 |
LT4000-XH | 99 | 6.2 | 205 | 10 | 1.5-200 | 12/1 |
LT5000-C | 87 | 5.2 | 220 | 10 | 2.0-300 | 12/1 |
LT5000-CXH | 105 | 6.2 | 220 | 10 | 2.0-300 | 12/1 |
結論 どっちが買いか?
「22ステラ」と「22イグジスト」、どちらが買いかについて、
結論は、「釣り方」によってどちらを選ぶか異なります。
22ステラ、22イグジストの特徴・性能をまとめると以下の通りです。
- 22ステラ:遠投性、巻きの滑らかさ、パワー、堅牢性
- 22イグジスト:軽量感、操作性、感度、巻きの軽さ、ロッドとの相性
豪快な釣りなら「22ステラ」を、
繊細な釣りなら「22イグジスト」を、
といった基準で選んでみることをおすすめします。
当記事を最後までご覧いただき、ありがとうございます。
以上、タンジェリンでした。